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静岡県浜松市の野菜直売所「あったか農場」

お知らせ

(社員採用)応募者への手紙

【応募者への手紙 第2回】農業で食べていくと決めた人へ。辞める人と残る人の違い

この記事は、あったか農場のポッドキャスト『応募者への手紙』第2回の内容をもとに再構成したものです。第2回は、辞める人と残る人の違い。体力、農業へのイメージ、そして「農業で食べていく」と決める姿勢から、あったか農場で働く現実と希望を考えます。

農業で食べていく、という現実を知るところから

あったか農場のポッドキャスト第2回では、「辞める人と、残る人の違い」について話しました。

採用の場でこのテーマを話すのは、少し勇気がいります。けれど、あったか農場にとってはとても大切な話です。これまで入社してくれた人がいて、残っている人がいて、そして続かなかった人もいます。そのことを隠さずに伝えることが、これから出会う人に対しての誠実さだと思っています。

この記事は、応募を強く勧めるためのものではありません。求人票だけでは見えにくい、農業の現実や、あったか農場で働く空気を知ってもらうためのものです。読みながら、「自分はここで働く姿を想像できるだろうか」と、少し立ち止まって考えてもらえたらうれしいです。

農業には、やっぱり基礎体力がいります

まず、農業で働くうえで避けて通れないのは、体力のことです。

もちろん、今の農業は昔のイメージのままではありません。効率化も進み、機械化も進み、体への負担を減らすための工夫も増えています。あったか農場でも、よりよく働ける現場をつくるために、日々改善を重ねています。

それでも、農業は外で行う仕事です。春も夏も、秋も冬も、天気や気温の影響を受けながら、毎日の作業があります。暑い日もあれば、寒い日もあります。思うように進まない日もあります。

だから、特別なスポーツ選手のような体力が必要というよりも、毎日継続して働ける基礎体力が必要です。これは、農業に興味がある人に最初に知っておいてほしい現実です。

求人ページでも、体力に自信のある方や、チームで協力して働ける方を求める人物像として挙げています。未経験でも大丈夫です。ただし、「体を使って働く仕事である」ということは、きれいに包まずに伝えておきたいと思っています。

家庭菜園の延長ではなく、食べていくための農業

農業という言葉には、いくつかのイメージがあります。

野菜を育てること。土に触れること。自然の中で働くこと。自分で作ったものを誰かに届けること。どれも農業の大切な一部です。

一方で、あったか農場がしているのは、農業で食べていくための仕事です。法人として農業を営み、従業員を雇用し、毎月きちんと給与を払っていく。そのためには、収益を出し続けなければなりません。

ここに、入社前のイメージとの大きなギャップが生まれることがあります。

家庭菜園のように、自分のペースで、好きなように野菜を育てる。それも素敵な農業のかたちです。ただ、あったか農場で働く農業は、それだけではありません。品質や納期、段取り、チームの動き、収益。そうしたものを考えながら、事業として農業を続けていく仕事です。

だから、のんびりした農業だけを想像して入ると、「思っていたのと違う」と感じるかもしれません。それは、その人が悪いわけではありません。ただ、合う農業のかたちが違ったのだと思います。

残る人は、現実に合わせて自分を変えていける人

では、あったか農場で残っていく人は、どんな人なのでしょうか。

話の中では、「農業で食べていくと決めている人」という言葉が出てきました。これは、強い言葉のようでいて、とても現実的な言葉です。

「農業を見てみたい」という気持ちから興味を持つことも、もちろんあるでしょう。最初は誰でも知らないところから始まります。ただ、働き続けていく中では、自分が持っていた農業のイメージを塗り替えなければならない場面があります。

思っていたよりも体力がいる。思っていたよりも段取りが大事。思っていたよりも、数字や効率を見なければならない。思っていたよりも、チームで動く力がいる。

そのときに、「違ったから辞める」ではなく、「これが、農業で食べていくことだ」ととらえ、自分を少しずつ合わせていける人。そういう人は、仕事の面白さに近づいていきます。

現実を受け入れることは、あきらめることではありません。むしろ、そこから仕事が始まります。農業で食べていくとはどういうことかが見えてくると、日々の作業の意味も変わります。体力も少しずつつき、できることも増え、任されることも広がっていきます。

迎え入れる社員を、ただの労働力として見ていない

あったか農場の採用ページでは、未経験から段階的に農業を学ぶ仕組みや、インターン期間、試用期間、OJT形式の研修について紹介しています。これは、すぐに一人前として働いてほしいからではありません。

農業に興味を持って来てくれた人が、本当に農業で食べていけるようになる。そのために、現場で学び、先輩と一緒に動き、少しずつ仕事を覚えていく時間を大切にしています。

いま世の中には、たくさんの仕事があります。その中で、あえて農業を選ぼうとしてくれる人は、あったか農場にとってとても貴重な存在です。だからこそ、ただ人手として見たいのではありません。将来、一緒に会社を支えていく人として育ってほしいと思っています。

楽な道ではありません。けれど、農業で生きていきたいという気持ちが本気なら、その気持ちを一緒に形にしていきたいと思っています。

音声では、この記事では書ききれなかった現場の空気感もお話ししています。声の雰囲気も含めて知りたい方は、ぜひこちらも聞いてみてください。

Spotifyで聴く:https://open.spotify.com/episode/3Ji582VQPhc11IJnZg5iJf?si=1UyEj8ZHSF-2oqzlCuL7wA

合うかどうかを、応募前に考えてもらえたら

あったか農場は、誰にでも合う会社ではないかもしれません。

体を使って働くことが苦手な人。自然や現場の変化に向き合うより、決まった環境で安定した仕事をしたい人。農業を事業として捉えることに違和感がある人。そういう人に、無理に応募してほしいとは思っていません。

でも、農業で食べていきたいと思っている人。思っていた現実と違っても、学びながら自分を変えていける人。野菜を育てるだけでなく、チームで現場を動かし、会社を支える仕事に関心がある人。そういう人とは、ぜひ出会ってみたいと思っています。



迷っているなら、急がなくて大丈夫です。まずは、あったか農場が何を大切にしているのかを知ってください。そのうえで、「この考え方は好きかもしれない」と感じたら、採用情報ものぞいてみてください。

あったか農場で働くことに興味がある方は、こちらの採用情報もご覧ください。

採用情報を見る:https://www.attakanoujyou.jp/news/?mode=detail&article=70

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