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静岡県浜松市の野菜直売所「あったか農場」

お知らせ

(社員採用)応募者への手紙

【応募者への手紙 第3回】農業で人を雇うということ。あったか農場が正社員を育てる理由

この記事は、あったか農場のポッドキャスト『応募者への手紙』第3回の内容をもとに再構成したものです。農業で正社員を雇う難しさと、それでも人を育てる理由を語ります。ポイントは「社員の生活を支える責任」「自ら学ぶ姿勢」「作業員ではなく会社を育てる仲間として迎えること」です。

農業で人を雇うということ。あったか農場が正社員を育てる理由

あったか農場のポッドキャスト第3回では、「農業で人を雇うということ」について話しました。

求人票には、仕事内容や勤務時間、給与、待遇を書くことができます。けれど、それだけでは伝わりにくいものがあります。なぜ正社員を雇うのか。未経験の人に何を期待しているのか。農業で働くとは、どんな現実を引き受けることなのか。

この記事は、応募を急がせるためのものではありません。あったか農場で働くことを少しでも考えている人が、自分がこの場所で働く姿を、静かに想像するための記事です。

正社員を雇うのは、人手が足りないからだけではありません

あったか農場は、ただ野菜をつくってお金を稼ぐためだけに農業をしているわけではありません。

創業当初から、事業を通して社会に良い影響を与えたいという思いがありました。その分野として、農業を選んでいます。事業が大きくなれば、届けられる価値も、社会への貢献も大きくなります。

そのためには、目の前の作業をこなすだけではなく、会社を引っ張っていく人が必要です。

だから、あったか農場では正社員を雇っています。単に人手を増やしたいからではありません。農業を事業として育て、より大きな貢献につなげていくために、一緒に考え、動き、会社を支えていく仲間が必要だからです。

農業で正社員を雇うことは、簡単ではありません

正直に言えば、農業という業界で正社員を雇うことはとても難しいことです。

農業には、忙しい時期とそうでない時期があります。けれど、正社員を雇えば、仕事量に波があっても毎月給与を支払います。作物によっては、売上が入るまでに半年ほどかかることもあります。

たとえば玉ねぎであれば、資材を買い、土地を準備し、育てる間にもお金は出ていきます。その間にも、社員の給与や社会保険料は毎月必要です。さらに、人を育てるには時間もお金もかかります。入社してすぐに一人前の戦力になるわけではありません。

それでも、あったか農場は正社員を雇い、育てる道を選んできました。

忙しくない時期にも給与を払い続けられるよう、年間の作付けや仕事の組み立てを考える。天候不順や価格変動に備えて、収入保険にも加入する。そうした一つひとつの対応は、特別な言葉で飾るようなものではありません。

ただ、社員に約束した給与を、約束した日に支払う。その当たり前を守るために、必要なことを考え続けてきた結果です。

実際に、創業から13年間、従業員に給与を支払えなかったことも、支払いが遅れたこともありません。これは農業で食べていきたい人を受け入れる会社として、まず守るべき重要なことだと考えています。

最初から貢献できなくていい。でも、学ぶ姿勢は必要です

あったか農場では、新しく入る社員が入社してすぐ会社に貢献できる、とは考えていません。

最初は、教えてもらう立場です。農業の経験がない人であれば、種まきから収穫までの流れ、道具の使い方、天候の見方、チームで動く感覚を、一つずつ身につけていく必要があります。

求人ページにも、未経験から段階的に成長していくための研修やOJT、週次ミーティング、生産管理マニュアルづくりなどを紹介しています。3か月のインターン期間や6か月の試用期間を通じて、自分の適性を確かめながら進んでいく流れも示しています。

ただし、「教えてもらえる」と「受け身でいい」は違います。

大切なのは、自分から学ぶ姿勢です。わからないことをそのままにしないこと。昨日より少しよく動けるようになろうとすること。失敗した時に、次はどうすればよいかを考えること。

会社は、これまで積み上げてきた力で、新しく入る人の給与を支払います。だからこそ、まずは自分の給与分の価値を生み出せる人になってほしい。そして、その先には、自分の後輩を育てるための力や、新しい事業をつくるための力も生み出せる人になってほしい。

それが、あったか農場が考える「人を育てる」ということです。

社員は作業員ではなく、会社を引っ張る人材です

農業が好きであること。体を動かせること。あったか農場で頑張っていく気持ちがあること。

この3つは、あったか農場で働くうえで大切な前提です。けれど、それだけで終わりではありません。

あったか農場が育てたいのは、単なる作業員ではありません。将来、現場を見て、チームを動かし、事業を前に進める人です。社長一人だけで会社を引っ張り続けるのではなく、社員一人ひとりが会社を支える存在になっていくことを目指しています。

もちろん、それは簡単な道ではありません。農業には天候があります。予定通りにいかないことがあります。体力も必要です。思ったより地道な仕事も多いはずです。

でも、その現実の中で、野菜をつくり、事業を育てていくことに意味を感じられる人にとっては、長く向き合う価値のある仕事だと思います。

音声では、この記事では書ききれなかった現場の空気感もお話ししています。声の雰囲気も含めて知りたい方は、ぜひこちらも聞いてみてください。

Spotifyで聴く:https://open.spotify.com/episode/0ujzbiKaYWpOo5RLz8bKVD?si=4a50ee3b71034c75

迷っているなら、まず価値観を知ってください

あったか農場は、農業で食べていきたい人が、ちゃんと食べていける会社にしていきたいと考えています。

そのために、給与を支払う仕組みを整え、人を育てる時間を取り、会社として事業を成長させようとしています。けれど、会社がどれだけ環境を整えても、最後は本人次第です。

あなたは本当に農業を仕事にしたいのか。体を動かす仕事に向き合えるのか。受け身ではなく、自分から学ぼうと思えるのか。将来、会社やチームを支える側になっていきたいと思えるのか。

すぐに答えが出なくてもいいと思います。


決して楽な仕事ではありません。けれど、意味のある仕事です。あったか農場の考え方に少しでも共感する人とは、いつかお会いできたらうれしいです。応募の前に、まずは会社の価値観を知ってください。そのうえで「この考え方、好きだな」と思えたなら、その気持ちはきっと大事な入口になります。

あったか農場で働くことに興味がある方は、こちらの採用情報もご覧ください。

採用情報を見る:https://www.attakanoujyou.jp/news/?mode=detail&article=70

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