
ミネラルたっぷりの潮風が育てるシャキシャキのたまねぎ。
あったか農場がある浜松市・篠原(しのはら)地区は、「たまねぎ」の産地。
遠州灘から潮風に乗って運ばれるミネラルと、中田島砂丘に続く水はけ抜群の砂地。
この2つの条件が揃うため、辛みが少なく、シャキシャキのたまねぎがつくられます。
さらに、あったか農場では、オリジナルの堆肥を使うことで、土の中の微生物を増やします。
微生物が有機物を分解する事によって土がフカフカになり、たまねぎが土から栄養を吸収しやすくしています。
玉ねぎは実は病気にかかりやすい野菜。水が欲しいのか、栄養が足りないのか、よく観察してたまねぎの気持ちを想像しながら育てています。
日本で一番早く採れる 篠原たまねぎ
温暖で日照時間が日本一という浜松。たまねぎがとっても良く早く育ちます。昔から、篠原の農家の方々はその特徴に着目し、並々ならぬ努力と熱意によって「(全国の産地の中で)一番はやいタイミングに収穫できる」種を作りあげてくださいました。
代表的な玉ねぎの産地は北海道(8月頃~収穫)、佐賀県(2月頃~収穫)、兵庫県(5月頃~収穫)が有名。それに対して「篠原たまねぎ」は日本で一番早く、12月下旬~年明けに収穫でき、いち早く春の訪れをお届けできるたまねぎとして、全国で高く評価されています。
篠原たまねぎの種類
■希少「篠原産 白たまねぎ」(12月下旬~1月)
一般的にイメージする玉ねぎとは外見も味も異なる特別な品種。短い期間しか販売されない、レアなたまねぎのお姫様です。透き通る雪のような真っ白な肌で、形も独特。「オニオンスライス」にして柔らかサクサクの独特の食感をお楽しみください。みずみずしさ抜群のため傷みやすく、長く保存できません。レタスのように、すぐに食べる野菜です。
■さらに希少「篠原産 『葉付き』白たまねぎ」(12月下旬~1月初旬)
期間の短い「白たまねぎ」の中で更に出始めのものを、ごくごく希少な「葉付き」姿で販売しています。「葉」はすぐしおれてしまうので「葉付き」姿は超新鮮なあかし。ほんの一部、一般市場にも流通しますが、首都圏のデパート等にお正月用の贅沢品としてに並ぶものです。篠原のたまねぎ農家として、ぜひ地域の方に味わってもらいたい野菜です。
■代表格「篠原産 黄たまねぎ」(採れたて品 1月~5月)(貯蔵品 5月~7月)
いわゆる「篠原たまねぎ」の代表格のたまねぎです。浜松篠原の主流作物であり、採れる期間も長い「地元の人気者」。1年中スーパーに並ぶたまねぎは長く貯蔵された「皮がパリパリで茶色い」たまねぎですが、「篠原産 黄たまねぎ」は皮もしっとりでうるおいたっぷり。12月下旬~3月の「(超)新たまねぎ」はシャキッとみずみずしくておすすめです。
【あったか農場 直売所の名前はなぜ「おにおんハウス」?】
あったか農場がある浜松市・篠原地区は、「たまねぎ」の産地です。
農業経験ゼロの社長に農業を学ばせてくださったのが、ここ篠原の農家の方々です。
先輩たちの温かいご指導があってこそ、農業の基盤をつくることができました。
あったか農場を育ててくれたこの地域に恩返しがしたい。
その想いから直売所を「おにおんハウス」と名づけました。
「おにおんハウス」を拠点に『篠原たまねぎ』を広く情報発信していきます。
- 篠原たまねぎの販売時期:12月下旬~7月
- 作っている場所:しのはらの畑(おもに浜松市西区篠原町・坪井町)
- 栽培面積:410アール(約200トン)
- 栽培スケジュール
種まき: 8月
畝たて・植え付け: 9月~11月
追肥、草とり: 10~2月
収穫: 12月~6月